2010年2月1日月曜日

中東の雪景色 <ミッション>中東でスキーをしよう


さてさて、中東で最も楽しみにしてたのが、このミッション。
「中東でスキーをする!」

レバノン北部の街ブシャーレにあるスキー場。
これ、中東でも2カ所しかないスキー場で、イランとレバノンにしかない。

砂漠と猛暑、ラクダにモスク。というイメージが強い中東だったけど、
この街で過ごした数日間はそのイメージが180度変わった場所だった。
いやぁ、ここはオススメだわ!!

雪山を望むブシャーレの街。渓谷の上にあって緑も多くて景色最高!

レバノン杉がデデーンとお出迎え。

この街はレバノンの中でもキリスト教徒が多く住む街。

毎日教会の鐘の音が響く穏やかな街。

中東で天使が見れるなんて斬新。

毎日の様にミサが行われている。


街の至る所にレバノン杉。

ただ伐採をしすぎてもうこれ以上は切れない。しっかりと保存されている。

お土産はレバノン杉の間伐材を使った工芸品。宗教色の濃いものが多かった。


そしていよいよ、念願のスキー場へ向かう!
歩いて3時間ほどという事でボチボチと歩いて行った。
道はしっかりと舗装されていて歩きやすい。
でも途中で写真を撮ってると、地元の人の車が何度も止まってくれて、
「スキーか!乗って行きな!」とすすめてくれる。
超優しい人ばかり!!
3台ほどは丁寧に「歩きたいから」と断ったけど、
ちょっと疲れて来た事もあって4台目に乗せもらってスキー場に到着。
あっというまについちゃった。

道は除雪されてるから歩きやすい。

スキー場手前から雪景色が広がる。

地元の家族が雪遊び。こういうのも中東にあったんだ。

抜け道仕様としてるのかな?全然前に進んでいなかった。




麓のロッジでスキー用品一式を借りて(20ドルくらい)いざ雪山へ。
この日は暖かくて、雪はちょっと重かった。
やっぱり中東ではスキーをする人が少ないのか、広いゲレンデには人はまばら。
かなりダイナミックに滑っても問題無し。
でも、迷ったりしたら大変な事になるなぁとも思ったので、
メインのゲレンデで3年ぶりのスキーを楽しんだ。

カイトスキーも盛んだった。

リフトはタダだった様な気がした。

山の天気は変わりやすい。すぐに曇って来ちゃった。

いい眺め。難しいコースはほとんどなくて、比較的なだらかなで広い斜面。


数時間雪山でスキーをして楽しんだ後はまたボチボチ歩いて街へ向かって帰る事に。
途中はまた晴れて来て、素晴らしい渓谷の風景を楽しみながらの散歩だった。

カディーヤ渓谷の上にあるのが良くわかる。見晴らしよし!!

ブシャーレの街を望む。カワイイ街だな。

まぁ記念撮影。気分よし。

途中で見つけた修道院らしき場所。

なんか中東じゃないみたい。

山のお土産は蜂蜜とかジャム。どれも手作りで美味しそうだった。

で、3時間ほどで宿に到着。

サンルームのようなテラスがあって暖かい。居心地よし。

宿のボスとお子さん。親切で暖かい人たちだった。


「中東でスキー」っていう耳慣れない言葉に引っかかってやって来たブシャーレだったが、レバノンの中では一番好きな街となった。
山と雪、教会の鐘の音、素朴な生活を親切な人たち。
もうちょっとゆっくりしても良かったけど、まだまだ旅の序盤。(8ヶ月経ったけど)
とんとんと歩みを進める事にした。



Photo Gallery:2010/01/31~Bcharre/Lebanon


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