さてさて、中東で最も楽しみにしてたのが、このミッション。
「中東でスキーをする!」
レバノン北部の街ブシャーレにあるスキー場。
これ、中東でも2カ所しかないスキー場で、イランとレバノンにしかない。
砂漠と猛暑、ラクダにモスク。というイメージが強い中東だったけど、
この街で過ごした数日間はそのイメージが180度変わった場所だった。
いやぁ、ここはオススメだわ!!
雪山を望むブシャーレの街。渓谷の上にあって緑も多くて景色最高!
レバノン杉がデデーンとお出迎え。
この街はレバノンの中でもキリスト教徒が多く住む街。
毎日教会の鐘の音が響く穏やかな街。
中東で天使が見れるなんて斬新。
毎日の様にミサが行われている。
街の至る所にレバノン杉。
ただ伐採をしすぎてもうこれ以上は切れない。しっかりと保存されている。
お土産はレバノン杉の間伐材を使った工芸品。宗教色の濃いものが多かった。
そしていよいよ、念願のスキー場へ向かう!
歩いて3時間ほどという事でボチボチと歩いて行った。
道はしっかりと舗装されていて歩きやすい。
でも途中で写真を撮ってると、地元の人の車が何度も止まってくれて、
「スキーか!乗って行きな!」とすすめてくれる。
超優しい人ばかり!!
3台ほどは丁寧に「歩きたいから」と断ったけど、
ちょっと疲れて来た事もあって4台目に乗せもらってスキー場に到着。
あっというまについちゃった。
道は除雪されてるから歩きやすい。
スキー場手前から雪景色が広がる。
地元の家族が雪遊び。こういうのも中東にあったんだ。
抜け道仕様としてるのかな?全然前に進んでいなかった。
麓のロッジでスキー用品一式を借りて(20ドルくらい)いざ雪山へ。
この日は暖かくて、雪はちょっと重かった。
やっぱり中東ではスキーをする人が少ないのか、広いゲレンデには人はまばら。
かなりダイナミックに滑っても問題無し。
でも、迷ったりしたら大変な事になるなぁとも思ったので、
メインのゲレンデで3年ぶりのスキーを楽しんだ。
カイトスキーも盛んだった。
リフトはタダだった様な気がした。
山の天気は変わりやすい。すぐに曇って来ちゃった。
いい眺め。難しいコースはほとんどなくて、比較的なだらかなで広い斜面。
数時間雪山でスキーをして楽しんだ後はまたボチボチ歩いて街へ向かって帰る事に。
途中はまた晴れて来て、素晴らしい渓谷の風景を楽しみながらの散歩だった。
カディーヤ渓谷の上にあるのが良くわかる。見晴らしよし!!
ブシャーレの街を望む。カワイイ街だな。
まぁ記念撮影。気分よし。
途中で見つけた修道院らしき場所。
なんか中東じゃないみたい。
山のお土産は蜂蜜とかジャム。どれも手作りで美味しそうだった。
で、3時間ほどで宿に到着。
サンルームのようなテラスがあって暖かい。居心地よし。
宿のボスとお子さん。親切で暖かい人たちだった。
「中東でスキー」っていう耳慣れない言葉に引っかかってやって来たブシャーレだったが、レバノンの中では一番好きな街となった。
山と雪、教会の鐘の音、素朴な生活を親切な人たち。
もうちょっとゆっくりしても良かったけど、まだまだ旅の序盤。(8ヶ月経ったけど)
とんとんと歩みを進める事にした。
Photo Gallery:2010/01/31~Bcharre/Lebanon
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