2009年8月31日月曜日

聖地温泉巡りスタート!

さてさて、インドの目的はまずは温泉巡り。


キルギスの日本人宿「さくらゲストハウス」で、

「インドに行くなら、ヒンドゥーの4大聖地で温泉に入りガンジス川の源流に行け!」

とのアドバイスをもらったので、行く事にした。

4大聖地とは、
バドリナート、ケダルナート、ヤムノートリ、ガンゴートリ。
この4つの聖地にはもれなく温泉があり、しかもタダで入れる!
これは行くしか無い!

と意気込み始まったのだが、ここから約3週間の修行の日々が始まったのだった。。。

標高3400mって富士山クラス。バドリナートに到着。

雨期まっただ中だけあって、雲が厚いし近い!こわいよ。。。

聖地だけあって巡礼者が多い町。



川の両側に張り付く様にある町。

で、これが聖地バドリナート寺院。かなりド派手な寺院。


ババも多くたむろっている。あやしい。。。


寺院の手前に温泉がわいていて、みんな自由に入る事が出来る。
イスラムで言う所の清めの場と言う感じか。
ただ風呂には特に厳粛な雰囲気も無く、日本の銭湯のようにワイワイと賑やかな雰囲気。


若い連中も超楽しそう。川沿いの露天風呂。

この建物の中にも温泉。ここが源泉のよう。

いやぁ、インドでタダ風呂っていいね。

洗い場もしっかりあって、石けんで洗える。全く不満無し!快適!

ただ、この表情では伝わらないかもしれないけれど、かなり熱い!!

45度くらいあるんじゃないの?熱いよ!!!

せっかくすっきりしたのに、またおでこに何やら塗り付けられて、やや不満げw


標高が高く、雨期で冷たい空気の中、あっついお湯につかれるのは至福の一時。
温泉に来たので基本的には寺院に用事無し。

まぁせっかく来たんだからお参りはしたけれど、写真を撮る程ではなかったかな。
ヒンドゥ教徒の人たちはスゴく熱心にお祈りしてたけど。


寺院は毎日深夜まで空いていて、夜にも風呂が入れる。

山のインド料理。基本的にベジタリアンメニューばかり。


ベジタリアンカレーで腹を満たす日々。
バドリナートの奥にあるマナという小さな村に向かう。
中国との国境に近い山脈にはトレッキングコースが多くあって、
トレッキングやキャンプ好きな旅行者には有名な場所の様子。
そのトレッキングツアーの拠点がマナだ。

3キロなんてあっというま。


バドリナートの町を見下ろす。雲がなければもっときれいだったろうに。

ポーターの仕事だけど、荷物だけじゃなく人間も運ぶ。人間タクシーだ。


マナの村は谷の隙間にすっぽり納まってしまう。

人間タクシー乗車中。

素朴な人たちが住む、素朴な村。のんびりとした時間が流れている。




絵にならないなぁ。。。。

子供達は自分たちで遊ぶおもちゃを作って楽しんでた。かわいいなぁ。


小さなほこら。山の神様に祈りを捧げる場所。


女子供たちはみんなで集まっておしゃべり。ママ友の集まりかな。



日帰りから1週間かかるツアーまでいろいろなルートのトレッキングが楽しめるらしい。



あまりこの町だけに時間を使うつもりも無かったので、長期のトレッキングはパスにして、マナの周りのコースを歩いてみた。
ただ、これだけでも結構見所というか、素敵な光景を楽しめた。
雲があったのが悔やまれるけれども。

マナの渓谷。すごい高低差。


川を渡りマナの村を見渡す。

巡礼者らしき家族もトレッキング。

印中国境地帯だけに、軍隊も常駐している。

特に緊張感はなかったけど、やっぱこうしてしっかり守ってるわけだ。



到着してからずっと曇り。
視界が狭まってしまったような感じになって、若干息苦しい滞在期間だったけれど、
出発の朝になってようやく晴れ間が顔を出してくれた。

おお、奥に山があったのか!!

ヒンドゥの神が住むという、標高6000級の山脈!

はれた〜〜〜!!みれた〜!こんなに気持ちいいのか!!

雲が生き物の様に山の頂の周りを動く。神々しい。。

あっというまに、山の頂上だけ雲に隠れた。神様の仕業か?
そんな事を考えてしまうくらい、雲の動きが速かった。
でも少しでもその姿が見れて良かった。神様ありがとう!!


で、意外に時刻通りに出発するバスに乗って、次の温泉地へと移動。

出発直前、振り返るともう山は雲の中に隠れてしまっていた。

宜しくお願いします。

インドのくせに、時間ぴったりに出発したバス。
なんだやればできるんじゃないか〜!と思って感心してたのだが、
時間ぴったりに出ないとダメな理由があったのだ。

それはこの後、嫌というほど味わう事になった。
やっぱりインドは一筋縄ではいかないんだよ。





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