カブールから西へ280キロ。
早朝5時のバス(ハイエース)に乗って10時間。
バーミヤンまでの道のりは北ルートと南ルートの2本あるそうなのだが、
南ルートは近くて早いが、山賊(武装集団)が頻出しているので、行かない方が無難。
未舗装で峠越えが続く北ルートは時間がかかるが、ハザラ人エリアで治安維持をしっかりしている地域なので比較的安全だとの事。
迷わず北ルートを選択。
道路整備の工事が始まっているが、延々と続く悪路。
4WDの車でないと厳しい道のり。
アフガニスタンの魅力は、町と町とを繋ぐ幹線道路沿いにあると思う。
昔ながらの田舎の風景。
純朴ながら人なつっこい人々。
ダイナミックな地形。
途中の休憩ポイント。小さな村でランチタイム。
おじいさんも毎日ヒッチハイク。
礼儀正しい子供達。
ひつじのカレーがうまい。毎日これだな。
みんな写真を撮ってくれ〜!と大騒ぎ。ホントに楽しい人たちだ。
最後の峠越え。
途中の給水ポイント。飲み水に使うらしい。
土ぼこりで汚れた顔を洗う。気持ちいいんだこれが。
現地の人は川の水をそのまま飲んでいる。
至る所で見つける戦争の遺産。
子供達は車が通るたびに家から出てくる。誰を待ってるのかな?
どれをとっても、旅人の欲求を満たしてくれるものばかり。
その悪路の末、突然開ける大きな谷間。
標高2500mの町、バーミヤン。
1キロほどの長さの小さな商店街があるだけで、
あとは川と田園風景。
その町を見下ろすように、バーミヤンのブッダが崖にそびえている。
(実際には、ブッダがあった穴があるのみだが)
宿はツーリスト御用達の、町で一番景色の良い宿。
ちょうどブッダの対面にある崖の上にあって、
バーミヤンの町が一望できる絶好のロケーション。
1泊40ドル。
その眺めにしばし時間を忘れる。
夕日に焼けるバーミヤンの町を見下ろす。
そして翌日から、バーミヤン遺跡をじっくりと回る事にした。
Photo Gallery:2009/08/03~Bamiyan/Afghanistan
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