2009年8月3日月曜日

地下酒場で喉を潤す。



カブール滞在一日延長。 

というのも、昨日の夜、宿に帰ったら、仲良くなってたデンマーク人のジャーナリストと、フランス人のカメラマンと、カナダ人のバックパッカーが、みんなで飯に行こうというので同行。 
かなり上等なアフガン料理を堪能。(25$) 




その後、何とバー、ブリティッシュパブがあるんですわ、カブールにも! 
まぁ首都なんで当然なんですが、 
通りからは全く分からない場所なんだけど安全で、 
ちょっと秘密基地みたいでワクワクする店。 





警備員からドリンクチケットを買って、 
カウンターでは現金を使わないシステム。 
チケット一札は20$か50$。 

神戸の街バーとほぼ同じくらいの酒がそろってる。 
コロナビールもあったでよ。 

缶ビール=5$ 
スピリッツ=5$ 
+ソーダ類=2$ 
スコッチ=7$ 
マルボロ=3$ 

ううん。ばっちり日本と同じ価格。 
それなら全然OK~OK!!!っと、3カ月ぶりにラムにありつく。 
しみますな~~~。ノドが嬉し泣き!! 





ばっちり深夜1時まで飲んだあげく、 
御機嫌さんの千鳥足で、夜のカブールを歩いてホテルまで。 
銃持った警備員もさすがに船こいでたね。 
ちゅうことで、バーミヤン行きは延期。 


で、今日も懲りずに独り歩き。 
昨日の拘束劇の最大の問題は、実はオイラの服装。 
アフガン北部の街では、旅行者は浮きまくるので、何とか現地人に紛れようとアフガン服(6$)を買っていてそれを着ていたのがまずかった。

オイラの顔は、ヒゲのせいもあるが、 
アフガンマイノリティの「ハザラ人(モンゴロイド系)」にそっくりなんだそう。 
そのマイノリティの「ハザラ人」(ホントは日本人)が、 
大きなカメラを持って軍の施設近くで撮影したもんだから、 
えらいこっちゃの騒ぎになったと言う訳。 

と言うことで、今日はジーンズでばっちり「旅行者でござい!」で出陣。 

カブール博物館なんかを見学。
空爆されてしまった旧博物館。




こっちが新しい博物館。かなり規模が小さくなってしまったらしい。





ううん。謎過ぎる。



その後、町に戻ってまたパチパチと数回撮影したところで、 
今度は銃を持った普通の兄ちゃんが近寄ってきて、 

「写真はノーだ!」

あの~、警察や軍の制服を着てたら、 
しょっぴかれても何となく理解できるできるけど、 
普通の兄ちゃんは何より一番怖いのですよ。。。 

カブールはそこいら中に、銃を持ったオッサンや兄ちゃんがうろついてる訳で, 
もう今日の件でちょっと心が折れ気味。 




そんなこともあって、スケジュール変更。 
カブールより情勢がはっきりしないジャララバードでは、 
自分自身のリスクマネジメントができないので今回はキャンセル。。 
陸路でのパキスタン入りはあきらめて、パキ周遊は後廻し。 
その分を、バーミヤン周辺に充てる。 
カブールに戻ってから、ガイド雇って1日でやりたいことをやりきる。 
ちゅうことに決定。 

だから空路でインド入りです。 



ううん。 
もう耳から記憶が漏れそうなくらい色んな事あったわ。 

誰か酒飲みながら話聞いてくれへんかな。。。 


あ、明日こそバーミヤン!! 
宿のフセイン(スーパーナイス爺ちゃん)、ちゃんと起こしてくれるかな。。??


なぜかやたらキラキラの宿の受付。1泊25ドルなり。




めっちゃ世話になったフセインじいさん。
ハザラ人でバーミヤン行きのバスを押さえてくれた。
闇のビールも買って来てくれたし。




Photo Gallery:2009/07/31~Kabul/Afghanistan





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