ヨルダン人はプライドが高い。
そんな話しを中東を回っている時によく小耳に挟んでいた。
実際に歩いていたら、安宿があるダウンタウンは景気が良さそうな雰囲気は無いが、
高台にある高級住宅街に足を踏み入れると、オシャレなカフェやショップが並んでいた。
高級住宅地にあったバー。
オシャレっぽいカフェもあり欧米人で賑わう。
かなりの確率で英語が通じて、物価も総じて高い。
ヨルダンディナールはユーロとほぼ等価だった。
隣国のイスラエルへの足がかりとなるのはヨルダンのアンマン。
パレスチナ問題を抱えているけれども、アラブ諸国の中では上手に立振舞っているようにも思える。
イラク戦争の時に多くのイラク人富裕層が非難して来ていて、
彼らを中心にした経済活動が好調だという話しも聞いた。
ある程度安定していて経済も好調な事が、「ヨルダン人はプライドが高い」といったイメージにつながったのか?
プライドの高さの事は分からないけれども、親切な人が多かった。
シリアのボスラからタクシーで国境を越え、バスに乗り換えアンマンへ。
みんな親切に案内してくれた。
アンマン市内に到着。整然とした街。
首都という割には高層ビルがあまり見当たらない。
夜景スポットへ。この行き帰りも特に危険な事は無かった。
アンマンの安宿「マンスーラホテル」には日本人旅行者にとってはオアシスのような場所。
かつては「コーダホテル」とも言われていた場所。
イラク戦争時に犠牲になった幸田証生さんが泊っていた宿。
ルアイというヨルダン人が親切にいろいろと世話を見てくれるので、
この時期も多くの日本人旅行者が集まっていて楽しい滞在だった。
分かりにくい所にあるマンスーラホテル
宿で出会った旅仲間。あっというまに仲良くなって一緒に観光地を回る事に。
食事も相手が居ると数倍美味しいね。
ここでイスラエル行きの情報を集めていたのだけれど、
この時期はなぜかイスラエルボーダーでパスポートにイスラエル入国スタンプを
押されて帰って来た旅行者が多かった。
パスポートにイスラエルスタンプがあると、今後そのパスポートでは、
アラブ諸国への入国が拒否されてしまう。
僕としてはイスラエルよりも、スーダンなどのアラブ諸国へ行きたかったので、
今回はリスク回避ということでイスラエル行きを後回しすることにした。
ということで、特にアンマンに長居する必要も無くなった。
ヨルダンは小さいのでアンマンを起点に死海にいって遺跡を見ることにした。
とりあえずは町中歩き。
高台にある「シタデルの丘」へ。
街の中心にあるので近くて簡単に登れちゃう。
町中にある大きなローマ劇場も。
まぁ高台には登りたくなるもんです。
古いモスクも遺跡の中に。かくれんぼとか楽しそう。
巨大なヨルダン国旗がはためく街。
証拠写真だね。
まぁ、特に面白みも無い感じの街。
イスラエル行くならここが起点なので、仲間を見つけるには格好の場所。
僕の場合は死海ツアーが唯一の楽しみかな。
Photo Gallery:2010/02/13~Amman/Jordan
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