毎日ネットを調べたり、街の人に聞いたりして調べたけれども、
やっぱりキプロスからレバノンへ渡る船は見つからなかった。
観光船の定期便は夏の期間限定らしくて、冬まっただ中の今は船は運航していないらしい。
他に輸送船なんかも聞いたりもしたけど、結局見つからず。
物価のべらぼうに高いキプロスに長居して粘っても仕方ないと思い、空路でレバノンへ飛ぶ事にした。
パフォスの宿は高かったので、リマソールという空港がある街に移動。
1泊12ユーロほどの安宿に入った。
宿には旅行者が2人しか居なくてかなり寂しい状態だった。
結構探したぞ。安宿。
置物の様に微動だにせずテレビをみる宿のお留守番のじいさん。
なんかみてるだけでほのぼのしてくる、優しいじいさんだった。
宿にいた人たちと家飲みの日々。
白ヒゲと黒ヒゲ。やることもなくひたすら飲んでたなぁ。
ちょっとバーにも行ったりしたけど。
で、ここでちょっとした問題が発生!
前出の通り、キプロスは「北キプロス・トルコ共和国」と「キプロス共和国」に分断されていて、首都ニコシアの街は壁で真っ二つに分断されている。
現在は南北関係は穏やかで、EUパスポート保持者や一部先進国の人の行き来はパスポートを見せるだけの簡単な手続きで済む。
だもんで、トルコから北キプロスに入って、フラフラと南キプロスの街をウロウロしてた訳。
そして何も考えずに、旅行会社にチケットを買いに行って、パスポートを見せると、
「あぁ…、あなた、チケットは買えるけど、乗れないかもよ」ときた。
「北キプロス」は独立を宣言しているものの、
「北キプロス」は独立を宣言しているものの、
承認している国はトルコのみで他の国は承認してない。
僕は最初、北キプロスに着いたから、
僕は最初、北キプロスに着いたから、
世界中が承認してない国のスタンプが押されていて、
さらに南キプロスに入る時は、パスポートを見られただけで入国審査などは無し。
つまりこの場合、
さらに南キプロスに入る時は、パスポートを見られただけで入国審査などは無し。
つまりこの場合、
書類上は北キプロスには入ったけど、
南キプロスに「入国していない」事になってる。
ということは…
南キプロスに「入国していない」事になってる。
ということは…
「入国してない人間が、出国が出来るはずがない」
という理屈になる訳だ…。
付いてこれてるかな?
旅行会社のおっさんが言うには、
「どうなるか分からない。もしかしたら飛行機に乗れるかも知れないけど、ブラックリストにも載って、キプロスに来れなくなるかもね」
との事。
ぶ、ブラックリストぉ…
載ってみたい!!!!
とりあえずチケットを買って、
「良く分かんないけど、とりあえず乗せて」と一か八かの賭けも良さそうやん!と、
ぶ、ブラックリストぉ…
載ってみたい!!!!
とりあえずチケットを買って、
「良く分かんないけど、とりあえず乗せて」と一か八かの賭けも良さそうやん!と、
ニヤニヤしながら興奮して値段を聞くと、
「片道160ユーロだね」(約2万円)
ぐあぁ…、1時間くらいのフライトなのに高い。。。
しかし、このままだと、トルコに逆戻り…。
とりあえず前に進まないと話しにならないで、アタックしてみる事に。。
「片道160ユーロだね」(約2万円)
ぐあぁ…、1時間くらいのフライトなのに高い。。。
しかし、このままだと、トルコに逆戻り…。
とりあえず前に進まないと話しにならないで、アタックしてみる事に。。
結果的に言うと、、、
なんかちょっとしたパスポートチェックがあり、
入管の係官に「何故北キプロスに行ったのか?」
などのインタビューを受けただけで、すんなりと乗る事が出来た。
途中パスポートを持ってどこかに行っていた時間もあったので、
もしかしたらブラックリストに載せられたかもしれない。
ただ、特に罰則とかもなくすんなりと事が進み、
ドキドキした割には、なんだか肩すかしを食らった感じだった。
おそらく日本のパスポートってすごい強力なんだろうなぁ。
無駄にヤキモキした数日が終わり、いよいよレバノンへ。
Photo Gallery:2010/01/18~South Cyprus
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