「女の子紹介してやるよ!」
成都の友人POLYから突然の電話。
もちろん二つ返事でOK。
彼女との待ち合わせ場所は「温江」という街らしい。
翌日。
「彼女、可愛いんだぜ~!」
と興奮気味のPOLY。
二人して鼻の下を伸ばしながらバスに揺られること1時間半。
到着した温江は近年新しく開発された学園都市で、彼女は街のある大学の学生とのこと。
大学の正門前で降り、POLYが電話でやりとりをしている内に彼女が現れた。
Zちゃんは日本のアニメ(宮崎駿とか)が大好きな大学4回生。
清純そうで明るくて、もちろんPOLYがバスの中で1時間も繰り返して言うようにカワイイ!
でも、ちょっと様子がおかしい…。
僕の知っている中国人なら、友達相手にはもっと馴れ馴れしく接するはずなのに、
握手をしてペコペコ頭を下げて挨拶している
もちろんPOLYの方が年上だし、どういうこと??
英語を交えながら話を聞くと、なんとこの二人、実際に会うのは今日が初めてだとのこと。
インターネットのチャットで知り合い仲良くなったのだ。
中国もネット恋愛時代に突入しております。
POLYは彼女のことがかなりお気に入りらしく、僕のことなんかほうったらかしで冗談を飛ばしてZちゃんを笑わせている。
なるほど…
「日本人の友達が来てるから大学とか街を案内してくれない?」
とか何とか言って会いに来たってところか。
いいように使われてるわけだ。
でもまぁ、普通の観光では絶対に来ることがない学園都市だし、POLYには去年から色々と借りがある。
彼女も明るくてカワイイし、まぁグループデートのお付き合いでもしようか…POLYガンバレ!って事で。
最初はキャンパス内を散策。
日本の大学みたいにキャピキャピした黄色い空気がない。
敷地がかなり大きいからか人もまばらで、散歩するには良い環境。
POLYは相変わらず饒舌だ。
キャンパスの外にある学生街へ。
学生街というのはどこに行っても、せせこましいもんなんだなぁと関心。
隣には馬鹿みたいに土地が開いてるのに、一つの通りに全部の店がきゅうきゅうに詰められてる感じ。
観光客とは無縁の学生相手の商売なので、全くギラギラしてなくて物価も安そう。
Zちゃんお気に入りの刀削麺でランチ。
ここでZちゃんの学友という気のよさそうな青年も参加。
さすがに地元民が行列するだけの店だけあって、麺はモチモチ、牛骨の出汁も濃厚で、かなりご機嫌に美味い!(辛いけど)
食事を済ませてコーヒーを飲んだりして、あれこれと歩くのも飽きてきた。
するとPOLYが
「マージャンしようよ」と一言。
Zちゃん「いいね~しようしょう」
と、地元の雀荘へ。
中国の女性はマージャンがお好きな様子。
雀荘はアパートの2階で雀卓は全自動。
自分が学生時代に見た風景と重なる…。
雰囲気は日本のそれと全く同じだが、ここで行われるのはいわゆる
「スーチュワンマージャン」
これが日本とは全く違う。(麻雀を知らない人はごめんなさい)
まず、字牌(漢字が書いた牌)が無い。
1から9までの3種類(ピンズ、ソーズ、マンズ)の数字牌が各4枚づつあるのみ。
今回のルールは…、
※3種類のうち2種類以下で同じ色の牌で「123」とか「555」とかの3つ組み合わせを4つと「88」とかの同じ色の牌の2枚組を一つ作ったらあがり。
※チー(隣の人が捨てた牌をもらって同じ色の牌「234」とか続きの組み合わせを作る事)は無し。
※ポン(誰かが捨てた牌で同じ色の牌を3枚「777」とかの組み合わせを作る事)はあり。
※カン(誰かが捨てた牌や自分で引いてきて同じ色の牌を4枚「9999」とか作る事)はあり。
※上がったら1点。ツモ(自分で引いた牌で上がる事)は倍。カンをしてたら一つに付き倍。誰からから点数をもらうというのではなく自分の点数になる。つまりAさんの捨てた牌で2点の手で上がったからといってAさんから2点をもらうというのではなく、ただ自分に2点加算されるだけ。
※一人があがってもゲームは終了せず、
これは3種類の色でそろえてるからダメ。あがれない…。
う~ん。。。わかるかなぁ。。。
簡単に言うと、トランプゲームみたいなもんなんですわ。
1から9までのハート、スペード、ダイヤのカードが4枚づつあると考えた方がいいかな。
UNOの1から9までの赤、青、緑のカードを使うと同じ事が出来るってことなんだけど…。
まぁいいか。
とにかく、美女を囲んでの麻雀がスタート。
彼女、なかなかやり手で最初はガンガン勝ちまくり。
僕は女の子と卓を囲むのは初めてだったけど、なかなかええもんですなぁ。
彼女は僕の左前に座ってるわけで、常に斜め45度からの眺め、目の前に伸びる白い腕…。
なかなかいいもんだなぁと、ボウッとしてしまってゲームに全く身が入らず。
ほとんど勝てないまま小一時間ほどが過ぎる。
このまま負けかなぁと思ってた所(まぁ実際は勝負なんてどうでもいいんだけど)最後の最後にミラクル。
全部同じ色でつくる大きな手が最後の1枚で完成!
Zちゃんも「すごーい」と驚きの声。
ふふん。おっさんもやるときにはやるのよ。
上機嫌になったところで、Zちゃんが勉強があるということで解散。
中国らしい一日だった。
後日、メールをしてみると早速返事。
「また来たときは麻雀しましょう」
カモと思われてるかもな…。
Photo Gallery:2009/05/07~Chengdu/China
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成都の友人POLYから突然の電話。
もちろん二つ返事でOK。
彼女との待ち合わせ場所は「温江」という街らしい。
翌日。
「彼女、可愛いんだぜ~!」
と興奮気味のPOLY。
二人して鼻の下を伸ばしながらバスに揺られること1時間半。
到着した温江は近年新しく開発された学園都市で、彼女は街のある大学の学生とのこと。
大学の正門前で降り、POLYが電話でやりとりをしている内に彼女が現れた。
Zちゃんは日本のアニメ(宮崎駿とか)が大好きな大学4回生。
清純そうで明るくて、もちろんPOLYがバスの中で1時間も繰り返して言うようにカワイイ!
でも、ちょっと様子がおかしい…。
僕の知っている中国人なら、友達相手にはもっと馴れ馴れしく接するはずなのに、
握手をしてペコペコ頭を下げて挨拶している
もちろんPOLYの方が年上だし、どういうこと??
英語を交えながら話を聞くと、なんとこの二人、実際に会うのは今日が初めてだとのこと。
インターネットのチャットで知り合い仲良くなったのだ。
中国もネット恋愛時代に突入しております。
POLYは彼女のことがかなりお気に入りらしく、僕のことなんかほうったらかしで冗談を飛ばしてZちゃんを笑わせている。
なるほど…
「日本人の友達が来てるから大学とか街を案内してくれない?」
とか何とか言って会いに来たってところか。
いいように使われてるわけだ。
でもまぁ、普通の観光では絶対に来ることがない学園都市だし、POLYには去年から色々と借りがある。
彼女も明るくてカワイイし、まぁグループデートのお付き合いでもしようか…POLYガンバレ!って事で。
最初はキャンパス内を散策。
日本の大学みたいにキャピキャピした黄色い空気がない。
敷地がかなり大きいからか人もまばらで、散歩するには良い環境。
POLYは相変わらず饒舌だ。
キャンパスの外にある学生街へ。
学生街というのはどこに行っても、せせこましいもんなんだなぁと関心。
隣には馬鹿みたいに土地が開いてるのに、一つの通りに全部の店がきゅうきゅうに詰められてる感じ。
観光客とは無縁の学生相手の商売なので、全くギラギラしてなくて物価も安そう。
Zちゃんお気に入りの刀削麺でランチ。
ここでZちゃんの学友という気のよさそうな青年も参加。
さすがに地元民が行列するだけの店だけあって、麺はモチモチ、牛骨の出汁も濃厚で、かなりご機嫌に美味い!(辛いけど)
食事を済ませてコーヒーを飲んだりして、あれこれと歩くのも飽きてきた。
するとPOLYが
「マージャンしようよ」と一言。
Zちゃん「いいね~しようしょう」
と、地元の雀荘へ。
中国の女性はマージャンがお好きな様子。
雀荘はアパートの2階で雀卓は全自動。
自分が学生時代に見た風景と重なる…。
雰囲気は日本のそれと全く同じだが、ここで行われるのはいわゆる
「スーチュワンマージャン」
これが日本とは全く違う。(麻雀を知らない人はごめんなさい)
まず、字牌(漢字が書いた牌)が無い。
1から9までの3種類(ピンズ、ソーズ、マンズ)の数字牌が各4枚づつあるのみ。
今回のルールは…、
※3種類のうち2種類以下で同じ色の牌で「123」とか「555」とかの3つ組み合わせを4つと「88」とかの同じ色の牌の2枚組を一つ作ったらあがり。
※チー(隣の人が捨てた牌をもらって同じ色の牌「234」とか続きの組み合わせを作る事)は無し。
※ポン(誰かが捨てた牌で同じ色の牌を3枚「777」とかの組み合わせを作る事)はあり。
※カン(誰かが捨てた牌や自分で引いてきて同じ色の牌を4枚「9999」とか作る事)はあり。
※上がったら1点。ツモ(自分で引いた牌で上がる事)は倍。カンをしてたら一つに付き倍。誰からから点数をもらうというのではなく自分の点数になる。つまりAさんの捨てた牌で2点の手で上がったからといってAさんから2点をもらうというのではなく、ただ自分に2点加算されるだけ。
※一人があがってもゲームは終了せず、
これは3種類の色でそろえてるからダメ。あがれない…。
う~ん。。。わかるかなぁ。。。
簡単に言うと、トランプゲームみたいなもんなんですわ。
1から9までのハート、スペード、ダイヤのカードが4枚づつあると考えた方がいいかな。
UNOの1から9までの赤、青、緑のカードを使うと同じ事が出来るってことなんだけど…。
まぁいいか。
とにかく、美女を囲んでの麻雀がスタート。
彼女、なかなかやり手で最初はガンガン勝ちまくり。
僕は女の子と卓を囲むのは初めてだったけど、なかなかええもんですなぁ。
彼女は僕の左前に座ってるわけで、常に斜め45度からの眺め、目の前に伸びる白い腕…。
なかなかいいもんだなぁと、ボウッとしてしまってゲームに全く身が入らず。
ほとんど勝てないまま小一時間ほどが過ぎる。
このまま負けかなぁと思ってた所(まぁ実際は勝負なんてどうでもいいんだけど)最後の最後にミラクル。
全部同じ色でつくる大きな手が最後の1枚で完成!
Zちゃんも「すごーい」と驚きの声。
ふふん。おっさんもやるときにはやるのよ。
上機嫌になったところで、Zちゃんが勉強があるということで解散。
中国らしい一日だった。
後日、メールをしてみると早速返事。
「また来たときは麻雀しましょう」
カモと思われてるかもな…。
Photo Gallery:2009/05/07~Chengdu/China
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