2009年5月21日木曜日

カイラス巡礼は断念。。。

空が近いせいか、毎日直射日光に浴び続け、顔はまっくろけ。
すっかりチベタンの風情も備わってきた。
街を歩いていると、チベタンのモンクがやたらと睨みつけてくる。
坊主頭だからか?
(密入境のために坊主にした。でもあんまり意味無かった…)


「おまえ何て格好してるんだ?」的な視線なのか。
とりあえず手を合わせてお辞儀をすると、余計に怖い顔になる。
すいませんです。


さて、パーミットの件。
ラサ市内のゲストハウスでは、ノーパーミットで「泊めてはくれる」けど、毎朝宿のオーナーが

「おい、パーミットは取ったのか?早く取ってこい!」
とまくし立ててくる。

実際に警察も毎日宿に来ては
「早く追い出すか、パーミットを見せろ」
とすごんでいるらしい。

で、仕方なく旅行会社に相談すると、

「ラサ市内だけなら要らないんじゃなね?」
「パーミットってラサに入る為のもんだから、もう居るんだったら取りようがねーべさ」
と一蹴。

よくよく聞いてみると、旅行会社の言うとおりで、ラサのパーミットは、ラサに「入るため」のもので、入ってしまえばもう取りようがない。

他のチベットエリアでも、エリアごとにパーミットがあって移動するにはパーミットを取らないと宿にも泊まれない。

と言うことで、僕のチベット旅行はラサのみで、ホテルのおじさに嫌味言われながらの滞在となった。

寂しい限りだが、ここからのノーパーミットでの移動はさらに難しい。
バスも車も基本的には乗せてくれないからだ。

せっかくチベットに来たのだから、やっぱり「カイラスツアー」だ!と当たって見るもこれが全然ダメ。

もちろんツアーはあるのはあるが、それは「パーミットを持った人」向けのもの。
ツアーを組んでいる人を見つけて便乗しようとしても、パーミットがネックとなる。
と言うのは、カーラスツアーのパーミットはグループごとに取るような段取りになっていて、一人追加となった場合、全てのパーミットが揃っていたらまだ何とかなるが、何もない状態ならまずそのツアーをキャンセルして全員のパーミットをもう一度取り直さないといけないらしい。そうなるとツアーの日程もずれることになる。
という事で、現実的には不可能。

一人で車をチャーターすることも出来るが、なんせ期間は短くても10日、値段は30万円ほど。

あっさりと諦めてミッション失敗。
ラサをじっくり楽しむことに。。

ラサ。一緒に問答








↓ワンクリックお願いします。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿