2013年4月2日火曜日

聖地から三途の川へ


インドのお山「聖地巡り」最後がガンゴートリ。
インドの代名詞とも言える聖なる川「ガンジス川」の源流近くの聖地だ。
美しい山をバックに立つガンゴートリ寺院。
清らかなガンジスで沐浴する巡礼者たち。
静かで神聖な空気が流れていて、本当に神がたたずんでいる様な場所。

そして、ここからガンジスの源流へと向かい、
そして、更に源流の水源、つまり最源流の場所へと向かって行くのだ。

とりあえず、ヤムノートリからバルコットという街まで降りて来てビールを1杯。
くーしみる!!

溜まりに溜まった洗濯物を夜から干す。ようやく雨期が空けたみたい。

朝は快晴。バルコットもなかなか素敵な山間の村だった。

そしてガンガー沿いを上流へと向かう。

ガンゴートリはヒンドゥの中でも有数の聖地なのでしっかりバスでたどり着ける。

標高3000mに流れるガンガー。流れは激しい!

ガンゴートリ寺院。なかなか綺麗!


金をならしてお祈りする。日本の神社と似てるなぁ。


この半裸で真っ青のシヴァ神の格好がなんか信用出来ないw

座って修行し過ぎてお猿になってしまった様な像。

激しいガンガーの流れ中に沐浴する。








広い谷間なのでゆったりとした村だった。

サドゥーもニュースが気になるらしいw

ひとまずたどり着いた〜!

朝の太陽が谷の隙間から差し込む。まさに後光の様な美しさ。


水は全てガンガーからくみ上げている。
聖なる川も、ここまでくると生活にとけ込んでいる。


ヒンドゥ教の寺院には特に興味は無かった。
いちおうざっくり写真は撮ったけど、それよりはやはりガンジス川の源流に行きたい!!
ガンゴートリから2泊3日のトレッキングで、「ガンジス川最初の一滴」を目指す事に。
源流と言われる氷河がある「ゴームク」、そしてその氷河を作る山、シバリンガ山のベースキャンプ「タポバン」へ。
途中には三途の川のモデルとも言われる場所もあって、神聖な空気が流れる場所だった。

事前にウッタラカシで入境許可証をもらわないと入れない。

エントランスでチェックがあるよ。

荷物をガンゴートリに預けて2泊3日のトレッキングへ!

谷間の道を登って行く。それほどキツい坂でもないので楽々。

タポバンまで行くにはガイドを雇わないとダメ。氷河の上をトレッキングするから。

奥に見えるのが霊峰シバリンガ。7000峰。シヴァ神が住むという。

晴れていて暖かく、気持ちいいトレッキング!

こういう谷間の風景に癒されて、足取りも軽い。

山ヤギが頭上を駆ける。落石に要注意!!ホントに危ない!!

うーん、思えば遠くに来たもんだ。

いよいよシバリンガが近づいて来る。でもこれでも全然手前の方w

雪解け水が滝となり霧と消えていく。美しい。

ででーん!目指すはあの山の麓!!まだまだ!!

この谷のしたの方から来た!なんか気持ちいい!!

万年雪の積もる山。

6時間ほど登って、本日のキャンプ、ボジュバサに到着。

最高の景色@!!

こんな中で食うカレーって最高!!何食っても美味い!!

このボジュバサ付近の川は浅くなっていて川辺には丸石だらけ。

いつの頃からか「三途の川のモデルでは?」などとも言われる様になったとか。

川辺には積み上げられた石がたくさんあった。

ということで、一つ積んでは母のため〜w

夕日に染まるシバリンガも見れた。天気が味方してるぞ!!

一緒に登った、イスラエル人とロシア人。明日もヨロシク!

で、たまたまテントが一緒だった松本さん夫婦も。
こちらは下山。少しでしたが良い出会いでした!!


この夜は新月。
満点の星空に包まれての就寝だった。
本当にあれほどの星の数を見た事が無かった。
地球は素晴らしい!
宇宙って偉大だ!

素晴らしい空気に包まれる山。
いよいよ翌日、一気にガンガーの源流へ向かう!


Photo Gallery:2009/09/15~Gangotri/India


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