ヨハネスでのシェアハウスの日々 ＜ミッション＞南アでシェアハウス完遂

旅前半の最大の目的地がワールドカップが開催された南アフリカだった。












ワールドカップ観戦に向けてヨハネスブルグで拠点探しを始めたのが、開催1ヶ月前の５月。

宿泊費の高騰が見込まれる中、何とかバックパッカー価格で宿を提供したいと思い、
いろいろと家を探した。

結局、ヨハネスブルグ郊外にあるジェルムストンという高級住宅街にある一軒家を見つけて、1ヶ月間借り切って宿をする事に決めた。

かなりの先行投資だったので不安も多かった。

旅の途中で出会った仲間達には、
「必ずヨハネスでシェアハウスするから、来てくれよな！！」

と話していたけど、アフリカを南下してくる旅人たちとは、ネット環境が悪くて連絡がほとんど取れていなかった。
本当に来てくれるのかどうかは闇の中だった。

しかし、大会開催の前々日。
メールが届き、開幕日に到着するとの事。

喜び勇んで迎えに行った。

第一号のお客さんチーム！！

さっそくインタビュー受けたりしてたw

その後も続々と旅人が訪れてくれた。

みんなでバーで観戦。ここからみんなとの共同生活が始まった。

宿代は、一人100ランド（1200円）。
普段のヨハネスのドミトリーはこのくらいの価格。
しかし、ワールドカップが始まると、ドミトリーで300ランドと高騰していた。
ケープタウンでは500ランドという話しも出ていた。
そこを、なんとか押さえたかった。

しかし、安さだけはダメだった。
世界で最も治安が悪いというふれこみだったヨハネスブルグで、
第一に考えたのは「安全な生活」
ここは家が５軒ほど集まっていて、敷地に入る前には鉄のゲートもあり、
また白人たちの高級住宅地ということで、自警団が24時間巡回していた。
そういった点からこの物件を確保し、
さらに買い物などの些細な移動にも全てレンタカーを使い、
来てくれた人たちにはバス停や空港までの送り迎えも行った。

だもんで、格安のバックパッカーだけでは完全に赤字だった。

そこで、日本から来てくれた弾丸ツアーの人には、ベッドを確保して1泊２５ドルとした。
バックパッカーは100ランドと格安の代わりにベッドがなく雑魚寝。

３ベッドルームのうち、２部屋をベッド用。1部屋を雑魚寝ルーム。
そして、リビングのソファとフル回転だった。

ガーレジに車２台止められる。

この部屋を改装して６ベッド置いた。

湯船つき！！

テラスも快適。

雑魚寝ルームには４人。寒いので段ボールを敷いて。

なかなか快適そう？？

その他、電気、水、食事、レンタカー、ガソリン代など全ての費用を使ったみんなで割り勘。
自分もその数に入っていたので、全く儲けはない。
というか、自分も宿泊費を払っているわけだから。

広いリビング。

毎晩シェア飯。料理人が居たので本当に世話になった。

完璧に日本カレーw

連日この賑わい

会場に行かない時はテレビで観戦。

で、そのまま寝ちゃったりもしてw

ヨハネスブルグで家借りて、宿をやっているヤツが居る！
という話しは、ヨハネスにいる人たちに広まっていたらしく、
数日すると、日本のメディアから取材が来るまでになった。

これはトクダネの取材だったかな？

みんなうかれて大騒ぎ

エラそうにインタビューをうけるヤツもwww

結局1ヶ月で20人くらいの人が出入りしてくれて、

なんとか全てをシェア出来た。

毎日、サッカーと出会いと、共同生活。

みんなのおかげで素晴らしい1ヶ月だったよ。

本当にありがとう！！

みんなは生涯の仲間だ〜！！

日本がパラグアイに負けた後。。

打ち上げでBBQも出来た。

一ヶ月に渡ってご飯を作ってくれたエイタロウ君

ムードメーカーのアラタ。

ギター侍、ホクト君

期間中、最後まで一緒だった、ユウジとスギ

そして日本戦が終わった頃から、みんなまたそれぞれの旅へと戻っていた。
あの1ヶ月を一緒に過ごせたのはまさに奇跡的だったようにも思う。
みんな家族の様になったなぁ。。。
見送る時は本当に寂しかった。

旅をして、常に移動を続けて、コロコロふわふわ流れる生活。
そんな中で、たった1ヶ月だったけど、こうして仲間達と一緒に過ごせる機会を作れた事に感謝したい。

ありがとう。


そしてまた、僕も僕で自分の旅に戻って行ったんだ。。。

素敵な仲間達との思い出と共に。

Photo Gallery:2010/06/09~ Johannesburg/South Africa

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