2009年5月7日木曜日

鐘の鳴る町。

〜旅立ち〜


オイラの家の回りには、教会が3つ、山寺が2つある。


朝6時には、山寺からお勤めの開始を知らせる鐘がボーンと鳴る。

学生の時は、その鐘の音を夢うつつの中で聞きながら朝を迎えたが、
今は、鐘の音がオヤスミの合図となる日も少なくない。


朝9時・正午・午後6時には、教会の鐘の音が町中に響きわたる。
カランカランと澄んだ音色は、寝起きの耳に心地良い。

毎日毎日、鐘の音と共に暮らしてきた。

大晦日には、山寺の除夜の鐘にまぎれて、汽笛も響く。


神戸は自分に取っては音の溢れる町。



この町に生まれ、
この町に育てられ。

この町の音に包まれ、
この町の友に囲まれ。

この町で恋をして、
この町で泣いて、
この町で笑って。

一度は町を離れたが、
やはり舞い戻って来た。

大きくもなく、小さくもなく、
派手さもなく、地味でもなく。

気の良い仲間たちが、
いつもクダを巻く町。


愛する神戸。
しばらく離れます。



今日もいつもと変わらない鐘の音。

次の町ではどんな音が聞こえるのかな。





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